あわびの刺し身

あわびを買って家でさばく事って余りある事ではないですよね。
あわびを家でさばけて、すっとお刺身を振舞えたらちょっとかっこいいと思いませんか。
初めてさばいた時は恐る恐るでした。
2回目からは体が覚えているのか、本を見ないでもさばけました。
あわびをさばけるとあわび料理の幅が広がっていきますから、ぜひ挑戦してみてください。

※ 身をはがす時はヘラなどを差し込んだら一気に救い上げるように剥ぎ取るのがコツです。

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1.
あわびに塩をかけて、身を締め、表面をこすってぬめりを取ります。
この時、塩をかけると、身がしまりますが硬いのが苦手な方は、塩を振らなくてもかまいません。
たわしでこするとぬめりが落ちやすいです。やりすぎると硬くなってしまうので、注意します。

2.
しっかりしたスプーンを殻富の間に滑らせて貝柱を一気にすくいはがします。
この時、軍手を使うとケガをしません。

3.
飛騨と内臓は手で剥がして下さい。
口に包丁でVの形に切れ目を入れ、切り取ります。
貝柱を下にして、外側の部分を足と言いますが、硬い場合は切り離します。

4.
吸盤面に縦に浅く筋きりのように切れ目を入れます。
これを隠し包丁と言いますが、ちょっと柔らかく食べやすい食感になります。
盛り付けは貝殻を下にしてツマと大葉を敷いた上にきれいに並べると出来上がりです。

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つぶやき

初めてあわびの刺身を食べたのは子供の頃、家族で行った旅館の夕食でした!
親が美味しい、美味しいといって喜んで食べるので、期待感一杯で食べたら・・・
硬い!刺身って柔らかいものだと思っていたので、ビックリしました。
それから、どこが美味しいんだろうって、疑惑だけが頭に残っただけで、あわびの刺身が美味しいとは思えなかったです。

それから、20年たって、友達と伊勢志摩に旅行に行った先で、あわびの刺身を頂きました。
みんなが美味しい美味しいと喜んで食べているのですが、以前のトラウマ?があったので、期待感ゼロでいただきました。
ん?美味しいじゃん!こんなにおいしかったっけ??
子供の頃の味覚から、大人の味覚に変わったんでしょうか。とても美味しく珍味でした!
今では大好物になってしまいました!