【アワビの食べる物】

アワビは海草を食べます。
昆布、わかめ、アオサ、藻などです。

なので、流れが遅く、昆布などの海草が多いところに住んでいます。
海草をアワビの口から食べ、それが、食道を通って、肝に運ばれていきます。
こうして、長年蓄積した海草が、肝に貯まっているんですね。
なので、アワビの肝はグリコーゲンのタンクです。

アワビの稚貝は、緑色をしているのは、人工的に海草をあたえていたからです。
大きくなっても、渦巻きの最初の部分は、緑色のままです。

この肝の色でオスメスの区別が出来ます。
オスは茶、メスは緑をしています。ただ、味が違うわけではないんですよ。
アワビの肝は、お酒のつまみになります。
つぶして、肝ソースを作って、ステーキにつけたり、刺身につけたり、アワビご飯にしたりしても美味しいです。

アワビの肝だけの瓶詰めもあるそうです。
肝が好きでたまらないって人には、いいんでしょうね。

ビックリネタとしては、アワビは、海草だけでなく、野菜も食べるそうです!
キャベツ、大根葉なんかも食べるそうですよ。
たまたま、海には野菜みたいな物が階層に当たるので、海草を食べているだけだったのかもしれないですね。

キャベツを食べ続けたあわびって、味が違うんでしょうか?
う~ん、興味あるな。