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【ラッコ】
ラッコが増えればアワビがふえるっていう話を知っていますか?
なんで?って思いますよね。
ラッコが大好物なのは、ウニで、アワビは食べません。
アワビとウニは食べる物が一緒です。
という事は、ウニがどんどん増えてしまうと、アワビの食べ物が少なくなってしまうので、生存競争面から見ると、アワビとウニは対抗関係になる訳です。
それに加勢してくれるのが、ラッコというわけです。
ラッコが、ウニの数を減らしてくれるので、アワビが快適な環境のなるんですね。
共通の食べ物というと、昆布なんですが、この昆布が、森のように多い茂っている中で、アワビは、若い葉を食べますが、ウニは、海草の新芽や、根や茎も食べつくしてしまうんです。
そうすると、生態系が変わってしまい、ラッコのいない海では、ウニが大繁殖して、昆布の森が根こそぎ消滅してしまうんです。
生態系ってうまく出来ているもんだなって思います。
ある一種の生物が異常発生すると生態系のすべてが連鎖してくるって来るために、
お互いを押さえあう天敵がいることで、バランスが取れているんですね。