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【海女が獲った後】
海女さんが獲ったアワビは、その後どうなるか?
って言うと、漁業協会組合、これを短縮して、漁協と言いますが、すべてここに集められるんです。
そして、地元の漁協は、選別して、大きさで分けて大きな水槽に入れます。
農業を営んでいる人が収穫した米や野菜を農業協同組合、つまり農協に出すのと同じですね。
鮮度が命ですから、海女さんは取ったらすぐに集めて漁協に集めます。
旅館の方達が、直接見に来て購入することもあるそうですが、時には、取れた数が少なかったり、たくさん売れたりして、水槽が空ってこともあるみたいです。
アワビが売りの旅館や民宿では、アワビの仕入れはとても重要な仕事です。
旅館や民宿の方で、アワビを売りにいているところは、海女さんの動きに敏感です。
海女さんが海に入っていなければ、次の日に仕入れることができないからです。
海女さんが海に入って獲っている間は、赤い旗が立っているそうです。
海女さんも毎日海に入っているわけではなく、海が荒れていたり、他にも地域の行事などで、漁を休んでいることがあります。
海女さんは、地域の漁協に所属しており、出勤日が決まっているんですって。
で、出勤日は、みんなバラバラで、年間1週間しか出ない人もいれば、200日以上出る専門職の人もいるそうです。
海女さんたちは、仕事を終えると海女小屋に集まって、焚き火を囲んで、温まりながら食事をして、新人の海女さんは、先輩の海女さんの話を聞きながら、技術や取れる場所を学んでいくそうです。