【アワビの穴】

アワビの殻に付いている連続した穴は何のためにあるんでしょうか。
その役割は、呼吸と排泄のため、そして、食べ物のカスを排出するためだそうです。
ということは、あの穴の下に、呼吸口や、排泄口があるということですね。

アワビは外敵に襲われた時は、岩にぴったり隙間なく、張り付いて自分の身を守るんですが、その時にも、その穴から呼吸と排泄ができて、困らないようになっているということです。

この穴は、4.5個あって、噴火口のように盛り上がっています。
面白いことに成長する時に一回り大きくなる継ぎ目が穴になるそうです。
新しい穴ができて、古い穴が閉じていくんです。
その閉じた古い穴の跡を見ることが出来ます。

それにしても、呼吸口と排泄口と二つあれば十分な気がしますが、どの穴をどう使っているんだろうって思いますよね。
ひとつ分かっているのが、一番奥の穴は、排泄用という決まった役割があるそうです。